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不動産業崩壊というタイトルに引かれ購入した。読む前のイメージはこれからの日本不動産業界はどのような状況になっていくか、そんなことが理論的に書かれているのではないか、ところが内容は中小不動産、建設会社の実態だった。最初はなんだ、と思った。でも考えてみれば全国の不動産屋のほとんどはそんな小さな街の業者なんだ。今言われている大都市・大企業主体の不動産投資信託だけが市場の全てではない。とすればこれが正に今の不動産需要、不動産業の実態であることに気付かされた。いわゆる業界の内部告発的な内容で外部の者には分からない真実がそこにあった。大手や有職者の意見を基にしている報道では分からない直接現場から訴えた、直接関係者でなくとも気楽に読める一冊である。
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